憲法改正 2016 8 20
なかなか憲法改正の機運が盛り上がりませんが、
憲法改正しないと戦後は終わったと言えないでしょう。
今の憲法は、外国製ものであり、
つまり、アメリカ軍の占領下で作られたものです。
英語から日本語に翻訳された憲法は、
不自然な日本語表現が目立ちます。
そもそも、憲法とは、
その国の歴史、伝統、民族、宗教を反映したものでなければなりません。
そういうわけで、憲法改正というよりは、
新しく憲法を作っていく必要があります。
このように書くと、
憲法学者は、猛烈に反対するでしょう。
なぜならば、憲法学者が食べていけなくなるからです。
今の憲法は、憲法学者にとって「飯の種」になっているからです。
しかしながら、憲法学者の失業を心配するよりも、
国家の精神を新しく作る方が重要です。
言葉は重要です。
これは、大和の時代より重視されてきたのです。
昔の日本では、言霊(ことだま)と言って、
言葉には魂がこもっていると言われました。
あるいは、言葉には命が宿っているとも言われました。
今の憲法には、言霊(ことだま)がありますか。
聖書には、このようなことが書いてあります。
初めに言(ことば)があった。
言は、神と共にあった。
言は、神であった。
この言は、初めに神と共にあった。
万物は、言によって成った。
成ったもので、言によらずに成ったものは、何一つなかった。
言の内に、命があった。
命は、人間を照らす光であった。
(ヨハネによる福音書から)
2016年8月16日の産経ニュース電子版には、このような記事がありました。
バイデン副大統領「私たちが日本国憲法を書いた。日本は核保有国になり得ない」
トランプ氏の容認論を批判、異例の発言
【ワシントン=青木伸行】バイデン副大統領は15日、
ペンシルベニア州で演説し、共和党の大統領候補のドナルド・トランプ氏を批判する文脈の中で、
「(日本が)核保有国になり得ないとする日本国憲法を、
私たちが書いたことを彼(トランプ氏)は知らないのか」と発言した。
アメリカ政府の要人が、日本国憲法をアメリカが起草したと強調することは異例。
バイデン氏は、日本などの核保有容認論を展開しているトランプ氏を批判しようと、日本国憲法を持ち出した。
バイデン氏は「(トランプ氏は)学校で習わなかったのか」とも皮肉り、
「彼に(大統領として)核兵器発射のコードを知る資格はない」と非難した。